krautraum

exhibition

食事を終えたら日付をめくり、カレンダーの裏にはいくつかの線を描こう。

2018年5月18日[金]-6月17日[日]終了しました

金、土、日 13:00〜19:00

この度、krautraum(クラウトラウム)では、戸田祥子、仲田絵美、箕輪亜希子による展覧会「食事を終えたら日付をめくり、カレンダーの裏にはいくつかの線を描こう。」を開催いたします。

 

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テーブルを囲んで食事をしながら「おいしい」と言葉をかわすときの、それぞれの舌ざわりにどのような違いがあるのかは誰にもわからない。凝縮された経験と記憶とこの瞬間とをむすぶ私たちの舌は当然ながら少しずつ似ていて、また少しずつずれている。だからこそ、いくらかの共通認識を持つこの感覚をたずさえて、時間と場所を共にすることには希望を持っていたい。

三人を会したこの展覧会という一過性の場も、きっとそうしたことの延長線上にある。

 

タイトルに用いた「カレンダーの裏」は、創作のために選ばれるブリコラージュ的な支持体や媒体の比喩でもあり、生活する時間のなかに表現をもとめ、日々生成される状況を示してもいる。三人はそうした至極個人的な営みのなかにありながらも、ある局面では自分を相対化しようと試み、やがてふたたび主体性へと舞い戻って指先を走らせる。

彼女たちの作品にはいつも普遍的なもの、のようなものを帯びる瞬間がおとずれる。それがしばしば私たちと、彼女たちや、その作品との距離を近づけ、共感や共有という言葉が浮上する。でもどういうわけかそれはとても流動的で曖昧で、私たちはまたすぐにばらばらになってゆく。

 

 

お越しの際には、事前にお名前、メールアドレスまたはお電話番号、ご来場日時をご明記の上

info@krautraum.comまでご連絡ください。

 

作家略歴(五十音順)

 

戸田祥子 (とだ しょうこ)

1981年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。

近年の主な展覧会に「引込線」(埼玉、2017/2015)、「エスぺランティス-六」(BLOCK HOUSE、東京、2017)、「分け目で、踊る」(krautraum、東京、2016)、「瀬戸内国際芸術祭」(香川、2016/2013)、「断片から景色」(アキバタマビ、東京、2016)など。上映会に「親密と対岸」(krautraum、東京、2017)。

作家ウェブサイトhttps://sites.google.com/site/shokotoda/home

 

仲田絵美 (なかた えみ)

1988年生まれ。写真ワークショップ松本美枝子のキワマリ荘の写真部修了。

第7回「1_WALL」グランプリ受賞。主な出版物に「よすが」(赤々舎、2015)、近年の主な展覧会に「なんでもない」(krautraum、東京、2017)、「VOCA展2017 現代美術の展望—新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京、2017)、「あわい」(OGU MAG、東京、2015)、「よすが」(ガーディアンガーデン、東京、2013)。

作家ウェブサイト http://nakataemi.com

 

箕輪亜希子 (みのわ あきこ)

1980年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。

主な個展に「Picking stones」(gallery21yo-j、東京、2018)、「距離と囲い」(krautraum、東京、2015)、「貴方を思う。そしていくつかの私について。」(void +、東京、2015)など。主なグループ展に「切断vol.Ⅲ」(3331Arts Chiyoda、東京、2017)、「長い夢を見ていたんだ」(TALION GALLERY、東京、)。上映会に「親密と対岸」(krautraum、東京、2017)。

ウェブサイトhttp://minowaakiko.com/